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ライブドアの元社長で、現在は文化人のように振舞っている
堀江貴文被告ですが、ついに最高裁で有罪が確定しました。
堀江被告は上告しましたが、最高裁はこれを棄却しています。

ライブドア事件で一躍有名になり、全盛期は楽天の三木谷社長と
プロ野球球団の買収を争うほど社会的な名声と実力を備えて
いましたが、ライブドア時代の架空利益の計上などの粉飾決算に
対する司法の目は厳しく、今回ついに有罪が確定、犯罪者と
なってしまいました。

逮捕から現在まで、堀江被告は一貫して無罪を主張しています。
上告趣意書でも「誤った会計処理方法との認識はなかった」と
しています。さらに2審の判決に重大な事実誤認があると弁護団が
指摘していましたが、いずれのポイントも最高裁の判決を
ひっくり返す材料にはなりませんでした。

法に抵触しないものを裁くことは司法にはできませんが、
堀江被告が「法に抵触しなければ何をしてもかまわない」と
以前発言したとき、日本中で大ブーイングが起きました。
このときの世論や国民感情が、結局裁判の結果にまで
影響したようにも感じます。当時の東京地検特捜部が
操作した結果、堀江被告を含めて7人が起訴され、
取締役を含めて5人もの関係者の有罪がすでに確定しています。

テレビや雑誌など、数多くのメディアに露出し、メールマガジン
まで発行して人気者だった堀江被告ですが、実刑判決が
確定し、近々収監されてしまうのを残念に思うファンは
意外と多いようです。